NOと、言えること。
akkyです!
みなさんは、NOって言えますか?
お客様は神様だ!時代。
約20年前、私はホテルマンでした(なんと!もう20年も経ったなんて信じられないですが)
お客様は神様だとおっしゃる上司と、とはいえ時代は変わってきているとおっしゃる上司が入り乱れていた気がします。
入社したはじめの頃は、ロビーラウンジでウェイトレをしていました。その頃の教えとして、ある程度の無茶振りは最大限対応することが美学だと学んだのです。
たとえば、メニューにないメニューを作って差し上げたり、閉店時間間近のご来店に営業時間を延長することを承知でお迎えしたり、、、
それはもう、どれだけ叶えて差し上げるかという世界で、とっても楽しかったのです。チームワークで乗り切ったことは良き思い出ですし、その頃、朝早くから夜遅くまでともに働いた仲間とは、今再開しても当時のハチャメチャっぷりを酒の肴にして大盛り上がりできることでしょう(お酒飲めませんがw)
リッツカールトンミスティーク
同じホテル業界でNOを言わないと有名な、リッツカールトン。
書籍にも様々なエピソードが書かれていますが、ホテルマンそれぞれにある程度の裁量があり、お客様のお望みを叶えられる最大限の仕組みを整えていらっしゃいます。
いえ、お望みと顕在化されたものだけではないようですよ。その先の先を見据えたサービスに感動が生まれますもんね。
お客様が心から感動するそのサービスは、リッツカールトンミスティーク(神秘性)と呼ばれているというのも納得です。
10代〜20代の前半をホテル業界に携わることができ、リッツカールトンの存在を知ることができたことは私の財産です。はたまた帝国ホテルやホテルオークラといった老舗ホテルで働かれていた方のサービスを題材にした書籍は片っ端から読み漁りました。
ほんとに好きで、楽しかったんですよね!
だからこそ、NO!とは言えない。
YES!でなければならない。
良い意味でも、悪い意味でも、染み付いてしいましたね。
NO!ってどうやって言ってますか?
NOを言えないこと。
この課題に気づいてからだいぶ月日は経過していますが、未だに苦手なところがあります。
ついつい、「はーい!」って言っちゃいます。
先日、「お断りメッセージってどうやって送ってますか?」って質問してもらって、コミュニケーション、そしてテキストコミュニケーションについて研修させていただいている手前、こうだよ、ああだよ〜なんてアドバイスいたしましたが、本来私もなかなかの苦手分野。
ビジネスのシーンについてはかなり研究を重ねていましたが、それよりもプライベートかな?!と。
ひたすらポンコツぶりを発揮してしまうプライベートタイム。
これは、自分らしく居ることとすごく密接に関わっていると思いますし、何だか整っていないと、ついつい良い顔しちゃう傾向があります。
これ、良い顔ってところも要注意で、「YES」ということが良いという方程式が私の中にはびこっているってことなんですよね。
意識して、行動。
そうしてだんだん変化していけたらと思います。
「あ、やってるな〜」って気づいたら、
「あ、やっちゃいそうだけど、やらないでおけた〜」って変わって、
「あ、やらなくなった!」ってところまでいけたら最高ですね。
頑なにYESを言わないということではなく、自己犠牲的なYESを回避する訓練ですね。
ややこしいですが、レッツトライ!