まるごとドーンと受け入れる!
akkyです!
最近はもっぱら自分と向き合いタイムが増えていますねー!
トークの悩みどころ
お客様とのやり取りで、一番苦手なのは言いづらいことを言わなければならないときです。
以前にもブログで書いた通り、「お客様は神様」と思っていた時代が私のキャリアがスタートした時期だったことから、仕事人生においてその考え方はかなりのウェイトを占めていました。
だからこそ、どうしてもNO、もしくは、代案をお伝えするタイミングは、なんだか反論を述べるような気分になってしまい、「これって言ってもいいのかな」って一瞬躊躇するってパターンに陥るんですよね。
いつも悩みどころではあるのですが、最近ある出来事をキッカケに、事態は大きく真逆の方向へと動き出したのです。
率直に言いますと…
度々意思疎通を図りながら、事業の根幹をディスカッションすることが多いクライアントさんとのワンシーン。
そのクライアントさんが、新たな取り組みに興味を示してくださったお客様へのお見積もりを私に相談してくださったんですね。
見た瞬間に、「これは安すぎる」と反射的に思い、つい口にも出してしまったのです!!
今までの私からは考えられないことですが!!
たとえ口に出すことがあっても、いつもならこういう言い方をしたと思うんです。
「率直に言いますと、これは安すぎじゃないですかね?」って、とにかく冷静に丁寧にお伝えしていたはずです…!
信頼関係。
私は言ってしまったときに、「あ!言っちゃった!」って思ったんですが、すぐにクライアントさんが「中川さん、ありがとうございます!」って反応してくださったんです。
口が裂けても反対意見が言えないって思っていたので、それはもうびっくり仰天!!
クライアントさんは続けて「そう思った理由をもっと教えてください。僕も値決めについては常々課題だと思ってたんです」と。
さらに「中川さんにそう言ってもらって本当に良かった」と、なんと感謝されてしまったのです!
このあと、一緒に「あーでもない、こーでもない。。。こうしようか〜」って、今までよりも深いディスカッションをするきっかけとなったのです。
きっと、クライアントさんとしっかり信頼関係が築けているから大丈夫という無意識下の判断が突拍子もない言動へと繋がったと思うわけですが、このタイミングで発動して本当に良かったと思います。
また、クライアントさんの反応から、私が思っていることや感じ取っていること、そしてピンとひらめいていたことはどんどんお伝えしていくことが大事なんだと確信を得ることができました。
オブラートに包んで…とか、
タイミングを見計らって…とか、
遠回しに…とか、
そうやって本題をズラす必要は無いんだと反省しました。
これがきっかけで、他のクライアントさんにもバンバン本音トークが発動するようになりましたし、それと同時に、不完全な自分のことをまるごとドーンと受け入れられるようになりました!
「らしさ・元年」です。