Be Myself

アラフォーフリーランスの奮闘日記。人生に向き合い自分をまるごと受け止めイマココHAPPYに♪

オペ、入ります!

akkyです!

中学二年生、予期せぬ病気になってあれよあれよと手術することになったんです。

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通学途中に?!

中学校へは自転車で通っていました。

冬の寒い日、アップダウンの激しい田舎道を走るなかで、坂道をガムシャラに登っていたとき、息を大きく吸ったタイミングで発症したのではないかとの診断されたのです、、、

 

気胸』になってしまいました。

気胸とは

  1. 胸膜腔(こう)の中に空気がたまった状態。
  2. 気胸療法」または「人工気胸術」の略。胸膜腔に空気を送り込んで、結核におかされた肺を押し縮め、結核の治癒を促す療法。

 

通っていた整骨院で。

バレーボールで痛めた腰を治療するために通っていた整骨院で、先生に相談しました。

「胸のあたりにも痛みがあるのは何でしょうか?」と。

 

すると先生は、「気管支炎かもしれないので内科を受診してみてください」と。

 

早速翌朝、整骨院もそうですが、どこへ行くにも送り迎えをしてくれていた祖父と一緒に、地元の総合病院へ行きました。

 

すると驚くことに「気胸の疑いがあり、ここでは治療ができませんので大きい病院を受診してください」と。

「ただ、すぐ手術ではなくベッドの上でゆっくり休んでいることが大事ですからね」って。

 

それなら怖くないなぁってことで祖父に伝えると、「それは大変や!」とあたふた。早々に勤務中の母に連絡を取ってくれて、母に連れられ大きい病院へと連行されましたー。

 

内心、ベッドの上でゆっくりって言われたし大丈夫なのにーって軽くみていたのですが、大きい病院へ向かっている途中に具合が悪くなり、渋滞中に息がどんどん細くなっていくのがわかりました。だんだん胸が痛くなってきて、あぁ、これ普通じゃない、どうなってしまうんだろうと意識が遠のいていきました。

 

母はどうすることもできない渋滞中、わからないながらもいろいろと声をかけてくれていたことだけは記憶に残っています。

あとから聞くと、救急車を呼ぶか、迷っていたそうです。

 

オペ、入ります!

病院に着いたらすぐに車椅子を準備した看護師さんが出迎えてくれました。

熱を測ったり、血液検査なんかを手短かに済ませ、「オペ、入りますね!」と。

 

なんて???
ベッドの上でゆっくりじゃなかったんかーーー???って。

 

「麻酔は、局部麻酔で。

ちょーっと痛みがあるかもしれませんが、大丈夫ですからね〜」って。

 

もう頭が真っ白になりました。

不意打ちのオペ。

まな板の上の鯉状態。

しょうがないけど…

 

無事にオペが終わったとき、もう放心状態で、ベッドの上で涙がポロポロこぼれて「怖かった;;」って、何度もつぶやいていたのですよ。

 

本当に怖かった。

そして痛かった。

 

それからの1週間は肺に管が繋がったままの入院生活が始まり、その間、祖父母や父、伯母たちもお見舞いに来てくれました。

 

抜糸も恐怖。

1週間後には管が取れて、その後抜糸の日がどんどん近づく。

その日が近づくのも怖くて怖くて。

痛みにとことん弱い。

 

研修医に見守られながらの抜糸日も何とか乗り切り、2週間ほどの入院生活を終えることができ、人生初のオペとやらをクリアしましたとさ。

 

看護師さんの期待

中2といえば、14歳。まだ小児科だったんですよね。

これはこの物語のオチですが、、、

 

母に搬送された日、連絡を受けた看護師さんたちは、患者は完全に中2の男の子だと思って楽しみにしていたそうな(笑)

 

気胸は、細身で身長が高い男の子に多い病気だそうで、「てっきり男の子が来ると思ってたんやで!」って暴露されるという。

 

何だかほのぼのしながらも、何とお応えしてよいのやらわからない気分でした。